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働く自分改革のススメ

結局自分自身が変わるしかないのだ

私は何度も転職を繰り返したが
最終的に独立起業して
個人事業主となった

セミナー講師、講演活動の他に
キャリアコンサルタントとして
就労支援や転職したい方の
相談業務もしたりしている

働く現役世代のキャリアに関して
最近考えることがあったので今回は
それについて書いておきたい

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国が定めた助成金制度の中に
「セルフキャリアドック制度」という
ものがある

一定の条件を満たしている企業が
社員に対しキャリアコンサルティングを
定期的に施すと助成金がもらえる制度だ

つまり企業の社員育成の資金の一部を
国が助成金の形で負担してくれる

キャリアコンサルティングを
定期的に社員に施す目的は

早期に退職してしまう社員を減らし
主体的に働ける社員を増やすことで
人手不足の今、人材を定着させ
企業の生産性を向上させるのが目標だ

これはいわゆる国の
「一億総活躍社会実現」の施策の
一つと言うわけである

実際に私も企業から依頼され
キャリアコンサルティングを
実施したことが何回かある

企業がこの制度を導入する目的について
私なりに理解した点は

一つは、ともかく助成金をもらうこと

一つは、経営者が目指してことを
従業員が理解出来るようになること

そうして「自ら動ける」人に
なって欲しいのではないか

主体的な働き方をしてほしいのでは
ないたろうかと感じている

この二つめの課題は経営側にとって
長年ある課題かもしれない

以前県の中小企業家同友会に
参加していた時にも
この課題を挙げる経営者によくあった

経営者が自分の会社にかける思いを
どう従業員に伝えて行ったら良いのか

とても苦慮すると言うのだった

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一方で従業員側はどうだろうか

私が会社員時代のことを思い出すと
こんな言葉をよく言っていた

☑️会社は私をわかってくれない
☑️会社は私の能力を活用しきれてない
☑️会社は私の実力を理解していない
☑️責任ある仕事を任せてくれないのでやれない
☑️あんな上司より私の方がやれるのに

うーむ
今思うと、、
あれだな!

「あなた だめウーマン👎」

このセリフを言っている
かつての自分を今見たら
自分の会社では使いたくないなぁと
正直思っちゃうんじゃないかな(⌒-⌒; )

でもこれって

従業員は会社に対して
「私を大切にして💕」って
熱烈ラブコールしているみたいだ

そしてラブコールが聞き届けられないと
失望して辞めてしまったりする

自分の思いを受け止めてくれるはずの
次の職場を探し続ける事になる

私はそんな感じだった

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セルフキャリアドック制度は
勤めている間に会社の経費で
キャリアコンサルティングを受ける

そもそも勤め続けるのが前提だ

実はそのことが大事だと思う

だめウーマンだった自分の
転職経験を踏まえて言えば

会社に不満を募らせる時間と
エネルギーがあるならば

今やっている業務についてはもとより

会社の業績目標についてやビジョン
あるいは業界の将来についてまなび

自身のビジネスの視点を
上にも横にも拡大すべきだ

従業員自身がその機会を活かし
自分自身の働き方改革に
つなげていかなければ

自分の職業人としての将来は
厳しいと思った方がいい

自分のビジネス価値を高める努力を
徹底的にした上で次のステップを目指す

更に言えばその支援をするのが
キャリアコンサルタントではないか?

「働く自分改革」を促すことが
キャリアコンサルタントの真骨頂である

そう私は思う

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by oonami2017 | 2017-12-10 16:57 | キャリアコンサルタント

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