この時期転職や退職を考えていたりする人に〜一呼吸考えて見ることのススメ
2017年 12月 31日
あなたはもしかしてこの時期
転職や退職を考えていたりする?
会社を辞めると表明する前に
一呼吸考えて見ることのススメ
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世の中は大晦日
ちょうどこの年末にかけて
あなたも新年の抱負などを
考えているかもしれない
もしかして年明け
やめようかどうしようかと
いろいろと考えているかもしれない
私もちょうど5年前の年末
その時勤めていた会社をやめようと
意思を固めていた
三度の転職を経て
4度目の職場に勤務してから
やっと3年目に入る時期だったが
もう働き続けるのはできないと
思いつめていたように記憶している
私の能力はここでは活かされない
この会社では私は必要とされていない
そう考えていた
結局年明けすぐに上司に
3月末で退職したい旨を伝え
そしてめぐりめぐって私は
キャリアコンサルタントとして
仕事をするようになったわけだ
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最近企業様からの依頼によって
従業員様にキャリアコンサルティングを
行うことが増えてきた
キャリアコンサルティングというのは
主に就労支援や転職支援での場で
行われるように思う人もいるのでは?
ハローワークとか転職支援団体とかで
受けた人もいるのではないだろうか
最近では国の後押しもあって
人材定着と人材育成を目的にした企業からの
キャリアコンサルティング依頼も増えてきた
その業務を受託して行う中で
気がついたことがある
企業側も従業員側も
実は「それぞれの思惑」があって
その「それぞれの思惑」が違うわけ!!
企業は自社の社員に
より戦力になってほしいと思っている
だから研修や指導や福利厚生などの
制度を整えてバックアップしている
人事面談や業務面談などの機会もある
そういう機会を設けているのだから
従業員はキチンと意思を「表して」ほしい
一方従業員は会社に対して
もっと自分の事を尊重してほしいと思っている
こんなに貢献しているのだから
報いてほしいと思っている
つまり会社側にキチンと自分の意思を
「察して」ほしいと思っている
なにこれ!
コミュニケーションギャップじゃん??
最近そんなことを気づいた次第
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そういえば私も自分の意思は
あんまり上司にキチンと伝えていなかった
だってわかってくれないと思っていたから
会社なんてそんなもんだと
思い込んでいたから
でもやっと
それって違うんだと気づいた
会社って誰が作っているのか
もちろん経営者や経営陣がいて
その方針は大きい柱だけれど
日々の活動は従業員も担っている
会社の命運は従業員も背負っているわけ
一人ひとりは無力ではない
重要な推進エンジンみたいなものだ
だからあえて言う
察してほしいなら声を出そう
認められるように動こう
経営者と同じ視点と視野を持つのは
難しいかもしれないけれど
いつか同じところに立つような気概を持って
日々の仕事に取り組んでみよう
そうしてから辞めても全く遅くはないよ
いや、これほんとマジで!